今は無きシリーズではやはり子供の頃好きだった店が多くなります。
「花洛」もその一つです。
佐賀玉屋、と言えば佐賀のシンボルともいえるデパートですが、その中に入っていたお店でした。
いわゆるお茶屋さんのような佇まい(確か茶寮と名がついていたようないないような・・)のお店ですが、実は出しているのはラーメンです。
九州はどうしてもとんこつラーメンの店が多いのですが、貴重な醤油ラーメン。かなりシンプルであっさりした味でしたがとても好きだった。
今食べても多分かなり好きなラーメンだと思います。
この店の面白いのはラーメンの名前が京都っぽいこと。「山科」や「嵐山」といった感じ。子どもの頃は「わらべ」を食べていました。
当時はひらがなで「わらべ」と書いてあったこともあり、それが「童」とは認識せずに注文していました。大人になって「ああ、あれはお子様ラーメンということだったのか」と思うとしみじみしますね。
しかもその「わらべ」をわかめ、ネギ抜きで頼んでいました。今では考えられません笑
少し大きくなってからは「わらべ」以外の物も頼むようになりましたが、その大きくなった頃合いで残念ながらお店が無くなってしまいました。
たくさん家族に連れて行ってもらった店です。回数だけなら多分一番じゃないかな。
父はかき氷の方が好きで、そこのかき氷は氷が細かくてうまいと言っていました。私はそんなに食べませんでしたが、確かに美味しかった。
なんでそんなに食べなかったのかなと思ったら、そこで私がもう一つ必ず頼むものがあったからです。それは・・・
クリームソーダ。大好きでしたね。今でも時々クリームソーダをお店で見つけると飲みたくなります。
メロンソーダはそんなに好きじゃないんですが、アイスクリームが溶けるとすごくおいしくなるんですよね。
でも子供の頃は飲むのが下手だったりあまり一気に飲めなかったりで、泡がブクブクあふれてきたりしていました。あれ、なんでああいう風になるんでしょうね?
書いているとすごく懐かしいなあ。という気分になりました。ラーメンはもう同じものは食べれないかもしれませんが、クリームソーダは大丈夫。今度どこかで見かけたら飲もうかなあ。
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