松山君「生」観戦記~最終回~

日曜。

この日の松山君は最終組の一つ前ながら9時29分スタート。昨日より早いのは最終日で表彰式とか色々あるからなのかもしれない。

昨夜はしっかり早く寝たので朝早いのは苦ではなくて良かった。

ただ昨日の疲れはかなり残っていて、母もそのようだったのであまり無理はできないな、ということで、この日は練習場へは行かず、直接1番ホールへ。

その分松山君の前の組のスタートを何組も見られるので、それはそれで一つの楽しみ方であろう。

ブルックス・ケプカや蝉川泰果が一つ前の組で、待ち伏せ作戦をしていれば今日はそちらも少し見る機会がありそうだ。

宮崎に来る前、松山君がもし予選落ちしたらどうしようかと考えていた時は、その時はブルックスのプレーを見ようかなと思っていたくらいなので、ブルックスにも注目の最終日だ。


さて、いよいよ松山君のプレーがスタート、というところだが、かなりギャラリーが多い。最終日だけあって、昨日の倍は入っている。これはかなり思い通りには見られないな、ということで昨日以上にショートカットした方が良さそう(体力的にも)。

そんなわけであまり多くの松山君のプレーは見られなかったが、9番ホールのグリーンを絶好の高台から見られたり、かなり先回りした16番ホールでじっくりグリーン周りのプレーを見られたり、随所に見どころがあった。

特に16番ホールはセカンドショットがグリーンからあまり距離がないことや、太陽の向きもあって、セカンドショットの球を目で追えるので面白かった。

中でもブルックスのラフからのショットが素晴らしかった。ラフでスピンがうまくかからない分を柔らかいタッチで補う絶妙なショット。グリーンはこぼしたものの二段グリーンの上の方につけてチップインも狙える位置に持ってきたのはお見事という他ない。

ちなみに松山君のセカンドもラフからだったけどめちゃくちゃ高い球で止めに行く技術を見せてくれた。

16番でのショットはこの二人のショットがやはり素晴らしく、日本選手も飛距離に眼を向けるより、こうしたセカンドショットやアプローチを少しでも見習えたら世界基準に近づけると思う。


あまりプレーとは関係ないところの話でいくと、松山君が途中でトイレに向かった時があったんだけど、ちょうどそのトイレサイドにいた私は、

「あっ、松山君松山君!」

と思わず興奮。すると母、

「もうストーカーだね」

「いや、まあ否定できませんけども。推しの邪魔になることはしませんよ!ストーカーじゃないんですよ!でも他の選手のプレーと松山君のトイレ行くとこどっち見たいかって言ったら後者ですよ!(要約)」

そんな感じのやり取りが面白かったかな。


そんなわけで日曜は少し軽めの観戦になったけれど、それでも楽しい時間だった。松山君は最終的に10位タイ。我々が観戦した土日はともにイーブンパーと平凡なスコアに終わってしまったけれど、まあTOP10だし良かったかな。もう少し伸ばしてくれるともっと楽しかったけど、まあそれはメジャーにとっておいてくれれば。

終わった後、松山君のキャディーの早藤君がサインする列に長蛇の列が出来ていた。ファンの間では周知である、早藤君が松山のサインするとこを見られて面白かった。本人より並んでいるということもあるとかなんとか(笑)


無事終わって、その日の飛行機で帰る強行軍だったので空港へ。ワンチャン松山君と空港でバッタリとか無いかなーと思いつつ、いや、試合後もきっと練習して帰る練習大好き松山君だろうしそれは無いなーと考えていた。

とりあえず空港についてそば屋で飯を食う(この日ももちろんお昼抜きなので腹が減っていた)。そばは割とうまかった。

食べ終わった後、4名でーと男性が来て隣席を案内されたので、ガヤガヤする前に店を出ようかな、と思っていたら。

その4名の中に、

青木功が!!!

言わずと知れた日本ゴルフ界のレジェンド。やっぱおじいちゃんはそばなのねー

他の取り巻きの人はちょっと知らなかったけど、最後にちょっとしたサプライズでした。


ちなみに、後でテレビの中継を録画したのを確認したんだけど、我々は上空からのドローンの映像で豆粒みたいにチラっと一瞬だけ映った以外は映りこんでいませんでした。

良かったー(^◇^)

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