帰ってきた初心者講座~やっぱ二線のアタリ~

松山君がゴルフを頑張っているわけですし、たまには私も囲碁の話を頑張ろうと思います。

以前、初心者講座として二線のアタリの話をしましたが、初級、中級、上級とサクサク進めたので、駆け足気味だった部分もあるかと思います。

そんなわけで、ちょいと補足気味に囲碁講座、始めましょう。

まずはおさらい。図のように、白の二線にある一子を、黒が中央側から端に追い込むようにアタリにすると、取ることができますよ。というのが初級の内容でした。

そこから、

取られないように守るには、本図のようにつなげばいいよ、というのが中級。そして・・

その関係を使って、黒1、3とすれば白を分断できる。これ定石で出てくるで!というのが上級でした。

ただ、これは全部、二線の石1個を見た時の話。中級から上級まで一気に飛んだ感もありました。そこで、今回は二線の石2個を見ていきながら、中級辺りの補足をしていこうと思います。

2個になると実戦形にした方が分かりやすいので、上図のような白黒の配置で説明していこうと思います。二線にある2個の白石に注目します。まず、この白を取ろう、と思ったら・・・

黒1と打つことになりますね。しかし、まだ白2個はアタリにならない。逆に白2と「二線のアタリ」を打たれると先に黒1の石が取られてしまいます。

まずはここが第1ポイント。案外これが分からない方が多く・・・

とりあえずナナメの傷を守ろうとして、白1とつなぐ方が非常に多いです。しかし、「今は」つなぐ必要はありません。

この「今は」というのがポイントで、実は「いずれ」つなぐ必要があります。ここが難しいポイントで、ここをクリアすればかなりのレベルアップが期待できます。では、つなぐ時はどういう時か、といいますと・・・

黒1、と一線のヨセを打ってきた時です。いよいよ次はアタリされる・・・!!!という場面がくるわけです。この時に、

白2とつなぎましょう。これでOKです。2個の石についてはこれで7割方クリア。もう一つ関門があるのですが、それはまた次回に致しましょう。

将棋じゃないほう。~吉森弘太郎の新宿囲碁教室~

2018年7月からスタートする囲碁教室の紹介や連絡をするページです。 後は好きなことを思いつくままに書いていければと思います。

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