駅前のかつ丼のある店に戻ってきた私。駅前の店を選ぶのは地方の駅になればなるほどしょうがない気がする。
ちなみにこの店、「登山やハイキング帰りの人は足元をしっかり泥を落として。あとヒルがついてないか見て」という注意書きが。
そういう人が多いのは知ってたけど、やはり山が近くなるとこういう問題があるんだね・・・
まあヒルは居ないと信じてともあれ入ってみると・・・狭い。というか席どこ?と思うと小さな通路の先にありそうなのでそちらへ。しばらく入店したことに気付かれておらず、そっと空いていた席へ。私が来たことでちょうど満席なので人気はあるのかもしれない。
しばらくして無事おばちゃんに気付かれる。ちょっとのんびりとした感じだ。
予定通りかつ丼を頼む。
さあ、来た来た。かつ丼に味噌汁、漬物にかぼちゃ煮(サラダがわりか)というラインナップ。かぼちゃがいい味を出している。
まずは味噌汁を一啜り。うん、うまい。家庭の煮詰めた味噌汁の味ではあるけどだしの味がしっかりしていてちょうど良い。
そしていよいよかつ丼。衣が取れる感じはなく、しっかりしている。若干かつは肉が固めだが、ボディがしっかりしている分卵とじに合う。うまい。
ただ少し卵の分量が少ない。その分汁も少なめ。汁少なめは好みだが、卵が少ない分足りない印象。しかしながら十分旨い。いいかつ丼を引いた。
さて、漬物は沢庵。色の濃いのと薄いの(薄い方は沢庵ではないかもだが大根の漬物)がある。私は漬物はあまり好きではないものが多いのだけれど、沢庵は割と好きなので嬉しい。
そしてかぼちゃ煮。サラダとしての機能は微妙だけどもこれはこれで。
ということでなかなか良い昼食だった。
店内を眺めていて一つ気になったことが。定休日の欄に水・木とあるのだが、この日は水曜日。いったいどういうことなんだろう・・・?
なんて思っていたら、隣の客のおばちゃんがお店の人になんで?って聞いてくれた!おばちゃんグッジョブ!!!
すると、普段は息子さんがやっているらしいのだが、息子の休みの水・木の昼だけ老夫婦が切り盛りしているらしい。元々は老夫婦がやっていた店のようだ。
しかしそうすると新たに気になることが。実はかつ丼はメニューには無く、ランチ用の小さな紙にだけ書いてあるメニューだったので、もしかして息子の時は無いorあったとしても味が変わってしまうのでは・・・?という懸念が。
そこで私も「かつ丼ってもしかして水・木しかないんですか?」と聞くと「そうなんです」との回答が。
あー、やっぱりかつ丼って技術が必要だからなぁ・・・
まあ、再訪はそうそう無いと思うのでまあいいか(T_T)/~~~
食後に少し散歩して、駅の最寄りの温泉に行ってみる。
日帰り入浴専用で平日2時間800円、1日1000円とのこと。なかなか安い。安いだけあってじじばばの行き来が多い。ただじじがなんとなく汚らしいじじが多い気がして、着替え持ってきてなくても行かなかったかもしれないね(^-^;
食後にもう少し散歩すると、碁会所?を発見!
「囲碁」って書いてあるんだけど「将棋も遊べます」と書いてある。こっちは将棋がおまけなのか。
しかし料金とかは書いてない。料金が店先に書いてない碁会所は結構多くて、入りづらさが一段と増す。私の働いてる碁会所もそういえば書いていない。飲食店以外も値段表記はちゃんとした方がいいよねぇ・・・
人の気配も無いのでスルー。
さらにウロウロすると大きめの病院があり、その周りが少し栄えている。地方はそうなのかもしれない。誰でも遊べるスペースみたいな老人のたまり場には人がいっぱいで、麻雀をしてました。やはり時代は麻雀か・・・
もっとウロウロすると、延命坂なる坂が。登り切ると延命地蔵尊が祀られていて、寿命はいいから脳と腸の健康を延命してくれるよう祈る。
地蔵尊の由来が面白くて、地元の金持ちがでっかい地蔵を作らせたんだけど、持ち運ぶのが大変で、結局作った場所から動かさずに今の場所に置いといたら、地元の人たちが色々作って祀るようになったのだとか。
でもなんで延命なのかの由来はよく分からないらしい(笑)
まあ坂を登ってるうちに健康になったとかそういうオチなのではないかね。
残念ながらスイーツの良さげなところは無かったのでおとなしく帰ることに。家に帰れば貸切風呂、好きなお菓子も食べ放題。いや、やっぱ温泉より家だよなと思いましたとさ。
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