今季のメジャー第2戦となる全米プロゴルフ選手権がこの間行われました。
松山君は決勝ラウンドが今一つ揮わず、という結果で残念でしたが、スコアをかなり伸ばした2日目の時は39度の高熱があったというのには驚きました。
鬼気迫る表情で気合入っているのかなと見てるときは思ってたんですが・・・私の松山アイもまだまだですね(;一_一)
囲碁でも体調悪い時の方が余計なこと考えずにうまくいく、みたいなことがあるんですが、ゴルフもそういうのあるのかもしれませんね~
ともあれ、背中痛もあったので無事にラウンドできて良かったです。お疲れさまでした。最終日は同じ日本の久常選手とラウンドすることになるという偶然もありました。
久常選手の方が上の順位に行ったことで松山君も悔しかったかなとは思いますが、後輩の成長も感じて嬉しさも少しあるでしょう。まあ複雑なところですけどね。
そして今回優勝したのはザンダー・シャウフェレ。そう、あの松山君が優勝したマスターズで優勝争いをした彼です。
彼にとっては今回が初のメジャー制覇。松山君同様、ずいぶんかかりました。ツアーの優勝自体も約2年ぶり。毎回のように上位にいて世界ランクも1ケタの実力者だけに本当に意外ですが、色んな苦労があったことでしょう。
パンプアップして4キロ体重増やして飛距離を伸ばしたり、コーチを新しい人に替えたり、色々やっていたようです。
そして今回の優勝も決して楽ではなかった。最近のメジャーの中では最も接戦と言っていいでしょう。最後の2m弱の微妙な距離のバーディパット。決めれば優勝、という最もシビれるシチュエーションに置かれました。
シャウフェレはここ最近2位が多く、勝負弱いと言われていました。私個人としては決してメンタルが弱い選手とは感じていなかったので、たまたまだと思っていましたが、本人は当然気にしていたでしょう。
そんな状態で迎えた最もメンタルの強さが求められるウイニングパット。一瞬外したかと思えるラインでしたが、カップのフチに当たってくるっと半回転して冷や冷やのカップイン。
シャウフェレ、3年は寿命縮んだんじゃないかな(笑)
というわけで、優勝おめでとう、ザンダー。
マスターズのことや日本にゆかりがあることもあって日本のファンも結構多く、祝福の声が多かったのも印象的ですね。
余談ですが、今回の大会、世界ランク1位のスコッティ・シェフラーの逮捕というビッグニュースもありました。もしかしたらなんだけど、彼は少し精神的に集中力に特化しすぎてちょっと他に問題があるタイプかもしれません。ADHD傾向というか・・・(でも試合中の彼はどっしりしすぎててそうは見えないので正直よく分からないんですけど)
まあ、そこまで大きなことにはならなそうな雰囲気なのでそこは良かったですね。
さあ、次は全米オープン。今度こそ、松山君にはコンディションを整えて挑んで欲しい。頼んだよ、松山英樹!
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