久々に碁の反省を。例の新宿棋聖戦の対局で、ヘマをやりました。
私が白で、左上でこんな形ができました。左上のヨセ方が焦点です。一番得なヨセを考えた結果・・・
白1と飛びこみました。2の点に曲げれば固いヨセですが、それだと本図のようになった時と比べて2目損します。
黒10の時黒1の逃げ出しが心配だけど、白15で「眼あり眼なし」の形で耐えてるから大丈夫だろ、なんて思っていたんですが・・・
黒6から12の手順が手筋。手筋の本にも書いてあるような代表的な手で、白13とした時黒14とホウリコミが来るのでうまく眼あり眼なしにならず、白困っています。
僅差の碁だったので致命的なミスとなり、投了。いや~、不勉強のツケを払わされた、飛びこまずに曲げた方が良かったなあ、なんて反省していると、外野から「サルスベリは?」と言われてハッとさせられる。
確かに、サルスベリなら本図のようにうまいこと眼あり眼なしに持って行ける。二段階で自分の稚拙さに気付かされたミスでした。
勉強してないとこういう細かいところでどうやってもやられてしまいます。皆さんもどうぞ私を反面教師に。
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