青森旅行記その5~弘前の夜~

宿に無事たどり着く。今回はなんと和室。特にお高い宿では無く、一泊7500円ほどで泊まれる宿だ。

全体的に放置気味のお宿で規模も小さめなのでその料金なのかもしれないが、漫画も置いてあったり貸切風呂(30分、予約制)もあったり、かなりグレードの高い漫画喫茶的な感じの印象。

部屋もリモコンにほこりが積もっていた以外は綺麗で、畳も新しく、十分快適だった。部屋の浴槽がかなり狭く高い印象で使いにくいのがやや難点か。


畳でごろんと休めるのは普段のホテルよりかなりありがたく、小休止してだいぶ回復した。

転がりながらグーグルマップで晩飯の目星をつける。だんだん文明の利器に頼りがちな私がいるが、まあ私も少しずつ変化しているのかもしれない。

なんとなく良さげな店を見つけてそちら方面へ向かいつつ、他に良い店があればそちらに鞍替えする算段である。


まあちょいちょい気になる店はあるものの、結構予約が必要な感じの店が多い。やはりふらりと入れる晩御飯の店というのは少なく、晩飯を探すのは昼飯を探すより私ははるかに苦手である。

結局目星を付けた店まで来てしまった。ちょっとオシャレな居酒屋という感じ。うーん、どうかなぁ・・・まあ、いいか。入店。


まだ18時くらいだったこともあり、客はほとんどいない。なんか結構注文の決まり事みたいなのがちゃんとしている店だった。人によっては窮屈に感じるかもしれない。まあ私はそんなに気にならなかったが。

ただ思っていたより魚介系のメニューが少なく、肉中心の店だった。できれば青森だしマグロとか食いたかったのだが。まあいいや。


ビール、ポテサラ、ローストポテト、ステーキライスを注文。豚のワイン煮バゲット添えみたいなのも頼もうとしたけど量多いですよ・・・?と店員さんに言われてそれはキャンセル。

ビールはなんかエール的なやつ。うん、うまい。

ポテサラがでかい。なるほど、これは店員さんの忠告に従って正解のパターンだな・・・美味しいけど枝豆は要らないな・・・

ローストポテトは丸っこくカットしたポテトにアンチョビのソースがかかってる、居酒屋によくあるタイプのポテト。まあこれはこれでうまい。普通のフライドポテトの方が好きだけどね。フライドポテトは無かったんだよね。

ステーキライスはお肉も美味しくて焼き加減も赤いところはほとんど無かったので悪くない。

ノンアルカクテルを追加。


結局6000円行かないくらいは食べてしまった。うーん、まあ美味しかったけど、ちょっと旅感というか、新しい発見みたいなのは乏しかったかなぁ。まあそれを求めるならもっと郷土料理的なところ行けよってつっこまれそうだけども。

いやぁ、弘前の郷土料理ってピンとこなくて・・・イガメンチ(イカメンチ)ってのと嶽きみ(とうもろこしの品種)の天ぷらとかが郷土料理な感じっぽいんだけど。とうもろこし好きじゃないし、イカのメンチにも魅力感じないし・・・

何より、あのがやがやした感じの居酒屋とかで食うのは好きじゃないのよ。一人静かに飲み食いしたい。その点では今回の店で不満は無かった。


帰りはちょっと違う通りを通って見たりフラフラと。帰りの時間は少し肌寒い。昼と夜の気温差が大きい感じで、さすが北国、夜は寒かった。

道中ちょっとマップを見て気になってたパン屋の前を通りがかるといい感じのパン屋だったので、明日行くことは決定。

駅ビル以外にも大きめのショッピングビルが2つあることが分かった。今日はもう疲れたけど、明日は時間があったら少し見てみようか。


宿に戻ってバタンキューと思いきや、案外4時間半くらいしか寝れず、2時半くらいに目が覚めた。寝床が変わるとよくある。仕方がないので宿に置いてある漫画を読むことにした。

そういえばゴールデンカムイって読んだことないなぁ、と読んでみると思いの外面白く、結局朝まで漫画を読んで過ごしたのだった。

2日目に続く。

将棋じゃないほう。~吉森弘太郎の新宿囲碁教室~

2018年7月からスタートする囲碁教室の紹介や連絡をするページです。 後は好きなことを思いつくままに書いていければと思います。

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