五所川原から弘前へ戻り、一旦宿で小休止。
今夜の飯はどうするか・・・そういえば、弘前で気になっていたショッピングビルにまだ行ってない。書店が入っているならそこで情報収集できるかもしれない。
ということでビルへ。シーナシーナ弘前というビル。この街では一番目立つのではないかと思います。しかし入ってみると、2階より上の階は・・・
ほとんど空テナント
建設途中のビルか?と思う程の何もない空間がめちゃくちゃたくさんありまして、なかなか衝撃を受けました。
まあしかし書店は幸いありまして、充実とは言えませんが程よく情報も仕入れられました。が、これと言った気になる店は見当たらず。
まあ仕方ないんでまたグーグルマップも頼りつつ、フラフラしてみます。しかしどうにも私のレーダーに引っかかる店が無く、気が付けば晩飯難民。
そんな難民向けに良いとグーグルマップに書いてあったホテルの中の蕎麦屋に行くことにしました。なんか津軽そばってのがちょっと有名らしいんですよね。そこが津軽そばなのかは分からんのですが・・・
入ると私以外客が居ない。どうなんでしょねぇ。そばと炊き込みご飯とりんごジュースを頼みます。
りんごジュースは普通。
そばもまずくは無かったですが特筆すべき感じでも無かったかな。
炊き込みご飯が美味しかった。やっぱり青森は米が旨いと思います。
結局客が来ないまま貸切でのんびりしました。まあ難民にしては悪くは無かったんじゃないでしょうかね。
帰りにもう一棟のビル、「ヒロロ」に向かいます。こっちの方が建物的には古そうな外観なんですが、中はちゃんと充実している。ビル対決ではここが頭一つ抜けているようです。
書店はツタヤとスタバが一緒になってる系で結構でかい。ちょっと都会っぽいですね。人口密度は程よくて弘前市民には良い場所なのかもしれません。
都内だとこういうスタバと一緒の書店は人が多くて私はちょっと苦手です。
そんなこんなで弘前の夜2日目もイマイチパッとしない感じで終わりました。やっぱり夜遊びは苦手です。
宿では寝床に慣れたのかよく寝れました。
朝食には身欠きにしんが出てきてしまいました。この辺では良く食べられる印象です。
にしんって骨が多いんですよ。私にはしんどかった。味噌漬けになってるので骨ごと食べられるんでしょうが私には無理です。
懸命に骨を取っていると私一人朝食場に残るような感じでちょっといたたまれず、結局にしんは完食できませんでした。ごめんなさい。やっぱり米が美味しかったです。
あと味付け昆布はやっぱ味噌汁に入れるのが正解でした。
さて、いよいよ旅行も3日目。最終日です。この日は青森市内に向かう予定ですが、実はさほど青森市にまわるところは多くない、というのは下調べ済です。
となると、朝は弘前でやり残したことを・・・と考えたのですが。
昨日五所川原で結局まだ本物のねぶたを見れてない、と思ったので・・・
弘前の津軽藩ねぷた村というところへ行くことにしました。
多分ですが、観光客が弘前城の次に真っ先に行くところだと思います。
こういう観光!って感じのところをどうにも避けてしまうのですが、さすがにこのままではもったいない気がしまして。
宿から歩いて行くと結構距離があります。30分はかかりました。
行くとテレビで観たことある有名なせんべい屋が近くにありました。ああ、ここにあるのかぁ。
一旦スルーしてねぷた村へ。中へ入るとガイドの人がとりあえず色々説明してくれる最初の広間ゾーンがあるので、座っておとなしく説明を聞きました。
弘前ねぷたは扇形が特徴だそうです。周囲を見ればりっぱな弘前ねぷたが飾られており、一目で良くわかります。
青森ねぶたは横長でなんか踊る人がいるらしい。
五所川原は縦長ですから、いい感じで各地でバランスとってて面白いですね。
説明を聞くと、ねぶたはもともと精霊流しから派生、発展したもののようです。
だんだんこんな大きな祭りに発展していったわけですが、五所川原みたいに何もない街などでは東北の人の数少ない娯楽だったのかもしれません。
後は津軽三味線の演奏とかもありました。
あとなぜか売店のおばちゃんが私に声をかけてきて、古い蔵を再利用してるんですーとか頼んでもいないのに説明してくれた。
みんなに話しかけてるわけじゃなかったのに、なぜ私に声をかけたんだろう?
そういうの好きそうと思われたのか・・・単純に一人だったからなのか・・・
ちょっと逆に突っ込んだことを聞くと、「そこまでは分からないんですけどー・・・」と困らせてしまいました。すみません。
帰りしな、例のせんべい屋に立ち寄ってみる。バラ売りはしてなくて、お土産に買おうかとも思ったけど、このせんべい、実は日本棋院の職員の方がよく買ってくるやつなんですよね。
これ買って行っても囲碁関係者には、「ああ、またか」と思われること必至。ということで申し訳程度に一袋だけ買って日本棋院に縁が無さそうな人にあげました。
さて、後は弘前を出るだけ、でしたが、一個気になったお菓子屋にまだ行ってないことを思い出してそちらに向かいます。
道中、空き地にねぶたの骨組みらしき鉄骨を見かけました。ねぷた村に行ってないとこれがねぶたの骨組みとは分からなかったでしょう。やっぱ見てみるもんですね。
お菓子屋はいい感じにおしゃれ。アップルパイとりんごのカップケーキっぽいやつを買いました。青森行きの電車に乗ってアップルパイを車中で食します。
ここのはりんごを甘く煮てる系。うん、やっぱりこれはこれでうまいですねぇ。
そして、あることに気が付きます。
この店の店主の苗字が食品表示のシールに書いてあったんですが・・・
「蟻塚」
やっぱり青森、蟻多いの理由ありそうだな!
といったところでいよいよ次は青森市内編。
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