何も無い散歩。~その2~

前回に引き続き何も無いシリーズ。


今回は前回辿り着いた駅の一つ先の駅へ。この辺りの路線は基本的に何も無さそうな感じなのでこの路線の全駅制覇を目指したい。

着いてみると駅前に謎の綺麗に整地された広大な空き地が広がっている。何かに使おうとして結局使わなかったかのような・・・平地と平地の間にかなりの高低差もあるが、それも綺麗に整地されている。

ゴルフの練習に持ってこいな感じ。バンカー作れば完璧に良い練習場だ。誰かそれで運用しないもんかな。打ちっぱなしは多くあれど、バンカー練習場なんてなかなか無いから需要あると思うんだけどな・・・


いきなり駅前のスペースがそんな感じで面食らったが、すぐ側にはなんかちょっとした商業施設?的エリアが。飲食店も一応入っていたがまあとりあえずスルー。

とりあえずグルグルまわってみる。やたら高低差があるなと思っていたら、近くに川が流れている。多分河岸段丘なのかな。

そうこうしているうちに良さそうな蕎麦屋の看板を見つけたのでそこに向かう。

が。「定休日」


困った。そこを逃すとあまり良さそうな店が無い。あまり気は進まないがインドカレーの店があったのでそこに行く。

店員はネパール系の人なのかな?インドカレーの店にインド人はあまりいないというのをテレビで見たことがあるがどうなのかな。なんかあんまりやる気無さそうな感じ。

バターチキンカレー的なものを頼む。ナンにする。こういう本格的にインドっぽいとこはだいたい米よりナンの方がうまいので、米派の私だけどナンを頼むことが多い。


カレーはまあまあ美味しかった。タンドリーチキンもついていたが結構辛い。タンドリーってそんなに良いものなのかな?私は良く分からない。

店には私の他にスーツ姿の若い女性が一人いた。何かの営業なのだろうか。彼女はナンをおかわりしていた。たくさん食べて仕事を頑張っているのだなーっと老人のような気分になった。

私もナンをおかわりするか迷っていると、建設業の兄さんたちがぞろぞろと入ってきて騒がしくなった。基本的にオラオラ系の人たちとは友達にはなれない。彼らのおかげで住まいがあるというのは承知してはいるが。

大声で喋られるとコロナ的にも気になるのでナンのおかわりはせずに早々に退散することに。会計して外に出た後、そういえばランチセットのヨーグルトを食べそびれたことに気付く。まあいっか。あのスーツ女子はヨーグルトまでキッチリ食べるのだろうなぁ。


食後は腹ごなしに一つ先の駅へ向かって歩くことにする。なんだかだんだん丘を登る道しかなく、軽い山登りになってきた。

丘の上にはちょっと高級住宅街的なものが広がっている。高級住宅街ってだいたい丘の上にあるよね。水害は少なそうだけど、歳を取ると歩くのが大変そうでもある。家選びって難しいよね。

家々を眺めつつ先へ進む。空き巣が物色しているように見えないか不安になるが、何か言われたらコロナでみんな家にいる時分に空き巣する馬鹿がいるかと一蹴してやろう。などと思いながら歩く。


なんだか開けたところにスーパーやらオシャレなレストランを発見する。しかし一々駐車場がでかい。もう散歩というよりドライブの方が良いようなエリアまで来てしまったことが分かる。

でっかい店以外は何も無い。路地裏散歩みたいなのは都会でないとなかなか成立しないものである。

気付けば駅に到着。周囲に特に休めそうなところも無かったし、トイレに行きたかったのでとっとと駅に入って用を足し、電車に乗って帰ることにしたのであった。

将棋じゃないほう。~吉森弘太郎の新宿囲碁教室~

2018年7月からスタートする囲碁教室の紹介や連絡をするページです。 後は好きなことを思いつくままに書いていければと思います。

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