こだわりの食べ物シリーズ、今回は蕎麦です。
江戸の三大そば、というのをご存じでしょうか?
「藪そば」「砂場そば」「更科そば」
です。まあそれぞれの良さがあるのですが、私が好きなのは「更科そば」です。と、偉そうに話していますが、じつは江戸(東京)で食べたわけではありません(笑)。
出会ったのは、薩摩でした。そう、今話題の西郷どんの舞台です。
私、佐賀出身と言っていますが、産まれたのは鹿児島です。幼少期のわずかな時間しか過ごしていないので、そこまで鹿児島に詳しくない。ということで主に少年時代を過ごした佐賀の出身ということにしています。
話がそれましたが、そんな鹿児島で「更科そば」に出会いました。鹿児島は水が良いです。そばはゆでる水が実は大事。味を大きく左右します。東京の水はどうしてもそばにはイマイチで、味が落ちます。出会った場所が良かったのです。
「更科そば」とは、簡単に言うとそばの実の中心部の白い部分だけを用いた白いそばです。外側の部分を使わないことで、雑味の少ない甘いそばになります。ただ外側の部分の方が香りが強いため、蕎麦の香りは通常より少なくなります。
はっきり言って、「香りなんかどうでもいい」と思えるおいしさです。店が良かっただけなのかもしれませんが、それ以上の蕎麦に未だ出会っていません。今でも機会を見つけては食べにいきます。ざる5枚くらい食べます笑
そんな私ですが、未だ東京の更科の有名店、布屋太兵衛や更科堀井には行ったことがありません。がっかりしたくないから。行きたい気持ちもあるんですけどねぇ。どうしようかな。
ちなみに日本の三大そば、「戸隠そば」「わんこそば」「出雲そば」はまだ戸隠そばしか食べていません。若いうちに「わんこそば」は食べてみたいところです。
まあ、それよりまずは年越しそばですかね。
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