和歌山ふたり旅その3~紀州青石~

ラーメンを食べ終えて和歌山城へ。

和歌山城の近くは銀行が多く、かつては銀座的なところだったのかなと思ったりしました。銀座というと東京の銀座を思い浮かべる方が多いでしょうが、あちこちに銀座というのはあります。

要は銀の取引をする場所、というところですね。


そして和歌山城の姿が見えてきます。母も慣れないスマホで写真を撮ります。いや、だいぶ慣れてはきたのかな?

でも私もなんですが、本質的にはこういう機械は得意ではないのでまあぼちぼち付きあえればいいですね。

和歌山城はなかなか立派な城です。

信長の野望には出てこない、戦国時代とはあまり関わりの無い城ですが、和歌山と言えば紀伊の国、つまり徳川御三家(紀伊、尾張、水戸)の一つなので立派なのは納得です。


さて、しかしこの城・・・登るのきっつ(;一_一)

平地にポツンとある丘に建てたような城ですね。防御面もちゃんと考慮された城のようです。

母と揃ってよたよたしながら登ります。明らかに我々が観光客の中で一番足取りがヨレヨレです。汗だくになりつつ登っていると、なんか旧城跡(兼写真スポットとなっている)の方へ登ってしまいました。

間違えて登ったので城本体に登る体力はないかも、と若干心が折れてもう城本体には行かず。やはり城攻めは大変ですねぇ。


しかし登っていて母があることに気付きます。

「敷石が青く光って綺麗」

・・・ふむ、確かに。言われないと見落としていたかもしれません。

この石は何だろうね?などと言ってなかなか石の種類が思い当たらない。後で調べてみると、「紀州青石」という石で、石の種類的には「緑色片岩」と言われるものらしい。

・・・ああ、片岩!そうだよブラタモリで見たよ!

激しい圧力(プレートの力とか)がかかることでできる岩石です。

こういうブラタモリ的視点に自分で気づかないとは・・・まだまだですね(ー_ー)!!


さて、城に登った後は休憩、ということで、目をつけていた純喫茶に向かいます。「純」喫茶。久々ですね。

どうしても純喫茶ってたばこが吸えるとこが多いのですが、目をつけてたとこはたばこが吸えるという情報が無い。(禁煙という情報も無かったのですが)

でもなんとなく大丈夫そうな気がしたのでそちらへ。

行くとやはり年季の入った建物と店員さんが出迎えてくれました。

内装はステンドグラスがあったりしてすごく豪奢な内装です。なかなか今どき無い感じの内装で、昭和の雰囲気を感じさせます。建物に染みついてしまったタバコの匂いは若干しましたが、灰皿はなかったので今は禁煙という感じですかね。


クリームソーダ的なものを飲もうと思ったら、

「ピンソ(桃のクリームソーダ)」とメニューにあるのを発見。

桃は美味しそうだな。と思いそちらを注文。あとトーストに生クリームとチョコが載ったクリームトーストも。

どちらも安定感のあるおいしさでした。

店員さんも程よい距離感で、人見知りの私にはちょうど良いです。


満足して今度は「和歌山」駅へ。白浜へはJRの特急に乗るしかありません。「和歌山」駅はなんだかちょっと寂れた印象。さっきの「和歌山市」駅との落差が激しいですね(笑)

となりに近鉄百貨店があったのでそちらのトイレを目指しましたが、近鉄は年季が入りすぎてて・・・トイレの数が少ない、半分は和式、案内が分かりにくい、となかなか・・・(-_-;)


歴史があればいいってもんでもないんですよねぇ・・・

後は電車まで少し時間があったので別の駅ビルで本屋に寄ったり。残念ながら現地感はないフツーの本屋でしたね(^-^;

まあでも本屋があるというのは大事です。


白浜への特急に乗り込みます。豪華な観光特急のはずなんですが、なんか南海の特急より乗り心地が悪い気がします。なんなんだろうね。

まあでも旅感を味わうには十分ですかね。


白浜についたらタクシーでホテルへ。

さて、問題はホテル。今回は母が安いとこを見つけて予約したんですが、どうにも口コミが不穏。まあ、悪い口コミは古いので今は大丈夫か・・・?とちょっと不安のあるホテルなんですが、果たして鬼が出るか蛇が出るか・・・

というところで続きは次回。

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