岐阜旅行記その3~天下布武~

コメダ珈琲で一服した私。無事充電していざ岐阜城攻め!


コメダを出るとすぐそばのお寺の看板に大仏観覧はこちらと書いてあるのを発見。そういえばMAPに大仏が書いてあった。せっかくなので行こうかと思ったけど、とりあえずもう岐阜城まですごそこだったので先に岐阜城に行くことに。

岐阜城は金華山という山の上にあり、ロープウェイが出ています。ロープウェイを使わずに登山も可能ですが、結構ガチな登山になるので観光ではやめた方がいいでしょう。


ただ気になるのは、なんで金華山なの?ということ。戦国好きなら稲葉山で覚えてますからね。立ち寄った伊奈波神社も稲葉じゃなかったし。どういうことなんだろう・・・

あくまでも勝手な推論ですが、信長の家臣には稲葉氏(稲葉貞通など)がおり、名前が全部稲葉だと家臣の稲葉に連想されてしまうのが嫌で他の名前を推していったんじゃないかなーと考えたりしました。

真実は稲葉山の方がむしろ通称で・・・みたいな感じな気もしますが。どうなんでしょ。


話を戻して、ロープウェイに乗って山頂に向かいます。着くと何やら行列が。見ると

「金華山リス山」の文字。やたら子供連れが多い。あー、大衆の目的はこっちなのか・・・もちろん興味の無い私。ここではせっかくだからとか一切考えなかった。だって興味ないもん。

サッと岐阜城を目指すルートへ。ちょっと登るだけなのですが・・・結構きつい。コメダに寄っておいて本当に良かった。。

道中この辺の岩がチャートでできているというブラタモリ的案内があったり、年表があって齋藤道三の前は鎌倉時代に二階堂氏という豪族が最初に城を築いたことを知ったり、閻魔堂なる信長っぽい仰々しい名前のお堂があったり。

そんなこんなで岐阜城へ到着。ちなみに岐阜城は残念ながらすでに当時のものは焼失しており、復元したものです。史料も元々詳しいので正直それほどめぼしいものは無く、さっさと上に登って天守へ。


天守からの景色は・・・黄砂でよく見えない(>_<)(>_<)

この日はちょうど黄砂が全国的に飛んでる日でした・・・はぁ。。本当は岐阜から墨俣(秀吉が一夜城を築いた場所)って見えるのか?とか確かめたかったんですけどね・・

まあでも、近くの地形は分かります。それだけでもかなり良かったです。

岐阜城のある場所は平野に一番近い山なのに標高が周囲の山の中で一番高く、山の裾野があまりないので山麓から山頂までがかなり急な傾斜になっています。

さらに城の北と西には長良川がうまくカーブして流れていて、城の周囲を軍勢で取り囲むこと自体難しい地形をしています。

まさに守りに適した天然の要害!という感じでかなりテンションが上がりました。


ただしちっちゃい虫がたくさん飛んでいたのが嫌でしたが。信長も虫が嫌でわざわざ安土城作ってそっちに引越ししたんですかね?笑

そもそもこの岐阜城は古代中国、周という国の文王が「岐山」という地から最終的に天下統一を果たしたことに由来して信長が「岐阜」と改名して天下布武を志したところ。

わざわざその城と別に城を作るっていうのは・・ねぇ?

もちろん、実際は勢力拡大に従って城まで攻め込まれる可能性が減っていったことで、「攻められても大丈夫な城」から「交通の要衝として便の良い城」の需要の方が高まっていったんでしょうが。


そんなことを考察しつつ、無事岐阜城攻略に成功しました!

いやー、なかなか疲れましたね。しかしまだまだ旅はここからです!

次回からも天下布武ならぬ岐阜攻略を進めていきたいと思います。

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