岐阜旅行記その7~関ケ原の戦い・中編~

関ケ原記念館近くでトイレを済ませた私。記念館は置いておいて、まずは石田三成の本陣を目指します。

道中は田んぼ。地元の農家のおばちゃんがなんか喋ってる。のどか。

途中で関ケ原古戦場の記念碑を発見。周囲が田んぼに囲まれてポツンと記念碑が立っているのですごく分かりやすい。この辺りが一番の激戦地とのこと。

ここから石田三成の本陣も良く見える。旗が立っていて分かりやすくなっているので何も知らない人でも、ああ、あそこかーと分かります。


記念碑を後にして三成の本陣へ向かいます。歩いていると、三成の本陣へは緩やかな上り坂になっていて、地理的に三成は良いところに布陣していました。

基本的に戦いは高所が有利なので、序盤戦が西軍有利だったのはこうした地形的な影響もあったんだなーと感心。


そうこうしている間に、三成の本陣、松尾山へ到着。山というより丘ですが、結構登るのはしんどかった。傾斜がきつくて下から攻めるのは大変そうだ。

本陣から主戦場の方へはとても見晴らしが良い。改めて見ると関ケ原は周囲を山に囲まれた盆地になっていて、非常に平野部分も広く、大決戦向きの地形なのが良く分かる。

まさに戦況を把握するのにはもってこいの場所で、三成の軍師、島左近の優秀さをこの布陣に感じることができました。いやあ、いいなぁ~。しみじみ。


戦国ロマンに浸りつつ、記念館方面に戻っていくと、何やら仕事の連絡が。

ロマンに浸って無視したかったけど、どうも内容が割と急ぎの内容。連絡をくれた上司はいつも微妙なタイミングに連絡をくれることが多い。相性の問題か・・・

ということで記念館までの道のりをスマホをいじって歩くことになってしまい、何も覚えておりません(>_<)

まあ、素早く連絡したこともあり、新しい仕事が増えたので良しとしよう・・・


さて、初めにきた時は開いてなかった記念館も無事開いていたので、ひとまず入ってみることに。

係の人「ご予約はされてますか?」

私「いえ、ふらっと来たんですけど・・・」

係「シアターは予約が必要で、通常展示だけならご覧になれますが、それでもよろしいですか・・?」


おお、展示は予約しなくていいのか!良かった^^シアターとかは大して興味ないですからね。

大丈夫です!とチケット販売の方へ案内されたのですが・・・

「本日キャンセルが出ていて、13:00のシアターにご案内することができるのですが、いかがでしょうか?」

現在の時刻は10:30ごろ。むむ!?うーん・・・これは悩ませる時間。

一応予定としては関ケ原をまわったら大垣に戻って大垣でお昼ご飯を食べようかなと思っていたのだけど・・

まあ展示を見るのに1時間かけるとして、記念館に併設されてるレストランでご飯を食べればもう1時間はつぶせる。松尾山の軽い山登りで少し疲れたし、展示を見て回った後、座って休憩すればちょうどいい頃合いか。

ただ昼飯がこういうとこのレストランなのは少し不満なのだけど、関ケ原は田んぼばっかで他に食べるところもあまりなさそう。うーーむ・・・・


悩んでいると、

「シアターはこの記念館の目玉なんです」

と推してくる。うーーん・・・悩んだあげく、シアターを見ることにした。これでちゃちなシアターだったら承知しない(笑)


ともあれ展示を見ることに。展示はなかなか充実していて、主要な武将の甲冑の展示や、実際に刀や槍、鉄砲を持てるコーナーもあってこちらは子どもたちに大人気。ちょうど春休みなので子どもがかなり多い。

私も子どもに交じって色々持った。特に槍は持ったことが無かったので良かった。意外にも槍は突くのではなく、上からバシバシ叩きつけるように使うのが当時の合戦での主な使われ方なのだが、実際に持つと叩きつける方が確かに使いやすそうだと感じた。

他にもクイズコーナーとかもあってなかなか楽しい展示になっていた。

最上階は周囲を見渡せるパノラマエリアになっていて、これも良い。ここから見ると、小早川秀秋の布陣したところとかはマジで山の中。

当時はどのくらい木が生えていたのか分からないが、今の木の生え方だとそもそも合戦とかできなそうな山深いとこだったので、もう少し禿山だったのかなぁ・・・?


ま、そんな感じでとても楽しめました。さて、問題は飯とシアターなのだが・・・続きは次回。

将棋じゃないほう。~吉森弘太郎の新宿囲碁教室~

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