一通り記念館の展示を見終わり、併設のレストランへ。
なんかメニューのそれぞれに戦国武将の名前がついてたりする。正直あまり覚えてないけど、大きめのソースカツ丼的なものを頼む。あとポテトがあったのでポテトも。
ん・・?なんか毎食ポテト食ってる気が・・・まあいいか。
なんだか一人用の席がやたら空いていたのでそこに座る。しかも普通の席より椅子がいい感じ。テーブルがちょっと低いのがアレなのかな・・?でものんびりするにはちょうど良かった。味も案外悪くなく、ストレスなくシアターまでの時間を潰せた。良かった良かった^^
さて、いよいよシアターへ。ナレーションは神田伯山。おお、なかなか雰囲気はある。
シアターは最近よくある振動する椅子で、たしかに戦場の臨場感みたいなのがすごい。ちょっと怖いくらい。やっぱ俺戦場は向いてないな・・
内容はおおむね展示の内容と同じだったけど、黒田長政が側面からの鉄砲攻撃で島左近を負傷させて陣を崩したこととか、そんなに有名じゃないエピソードも扱っていて確かになかなかの内容だった。
まあさっきちゃんと展示で見たから正直、同じか・・・って気持ちだったけども。まあ子どもは展示とかちゃんと見ないからこっちの方が頭に入るんだろうなぁ。
まあ飯やらシアターやらでしっかり体力は戻ったので、いよいよ徳川家康の最初の本陣、桃配山を目指します。こちらはかなり距離があり、国道沿いを歩かなきゃいけないのであまり風情は無い。あんま興味が無ければ無理に行く必要は無いと思います。
30分は歩いたかな。ようやく陣地に到着!国道のすぐ脇にあるんだね。この国道は中山道の入り口になっていて、当時から街道が走っていた感じなんでしょうね。
階段を上るとすぐに家康陣地の碑が。家康が実際に座った?と言われる岩があったり。まず、最初の感想は・・・
登るの楽だったなぁ。
三成の本陣とはえらい違いである。山の最初の入り口みたいなところに陣を構えていて、まだ登ろうと思えば登れるところなんだけど、登っていない。この辺りは家康がすでにかなりの高齢だったことが影響していそうだなと思いました。おじいちゃんだね、家康。
本陣からの景色は、主戦場の辺りは見やすいものの、周囲の木とかもあるせいかそれ以外のところがあまり見えない。確かにこれでは戦況が分かりにくく、前進したのもうなずける。
まあ周囲の木は元々あったのか良く分からないけれども・・・
しかし、戦略的には総大将が前線に出るのはかなりリスクが高く、普通ならやらないように思えました。ましてや天下の大決戦です。
前線に出なければ適当なところで一度先鋒を下げ、長期戦になるところだったでしょう。
前線に出た理由を察するに、
・家康が若い頃より短気なじじいになっていた
・西軍有利のまま先鋒を撤退させると、裏切りの約束をしていた小早川秀秋が西軍有利とみて心変わりすると憂慮した
こんなところでしょうかね。前に出ても三成なんかには負けないという自信もあったのでしょう。もし相手が武田信玄ならきっと前には出なかったんじゃないかな。
いやぁ~、考察が捗りますね^^
ともあれ家康と三成それぞれの景色を堪能できて、個人的には大変満足な関ケ原編でした。
この後は駅に戻って大垣方面に向かいます。当初は昼ご飯の予定だったけど、晩御飯を大垣で食べることになりそうです。どうなることやら。
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