岐阜旅行記その9~滑り込みセーフ~

関ケ原を無事戦い終え、大垣方面へ向かう電車に乗り込んだ私。

すぐ大垣へ行くと思いきや、間の駅、垂井で降りることにしました。実は行きの電車で気になるものを発見していたんですよ。

垂井駅には「竹中半兵衛重治公ゆかりの地(生誕の地だったかも・・?)」の横断幕が。


私ね、軍師キャラが大変好きでして。

三国志なら諸葛孔明、戦国時代なら竹中半兵衛なんですよ。竹中半兵衛は豊臣秀吉の軍師。黒田官兵衛(如水)の方が世間的には有名ですが、私は半兵衛の方が好きです。

ちょこっと調べたところ、駅前に半兵衛様の像があるのと、少し遠いけど竹中氏の陣屋跡がある模様。ただ陣屋跡は歩いていくにはきつく、半兵衛のものではなくその子孫、竹中重門のものだったので、駅前の像と記念写真を撮るためだけに降りることにしました(笑)


写真を撮り終え、次の電車まで30分あるので駅前を少しだけぶらり。のどかな町でしたが、ふとコミュニティバスのバス停を発見。調べると、竹中氏の陣屋の近くまで行けるバスがあと5分後にくる!

おお、なんかテレビでよく見るバス旅みたいだな!乗っちゃうか!と思ったのですが・・・ここで冷静になりました。よく時刻表を見るとバスは最終の一つ手前。

仮にバスに乗って陣屋を観光して、戻って来たら・・・

帰りのバス、多分無いよね・・・?

ワンチャンあったのかもですがさすがにギャンブル。正直もう関ケ原で疲弊してるのであまり歩きたくはありません。

まあ、半兵衛様じゃなくて重門だし・・・ということで断念。乗ってたらどうなっていたんでしょうねぇー。


ともあれ垂井を後にし、今度こそ大垣へ。

降りるとグルメ本で調べたように程よく大きな町で、ご飯屋さんもありそうな雰囲気です。さてさて、どこに行くかね~と歩き出すと、大垣城への案内板が。

そうだ!大垣城!

大垣城は結構有名な城で、関ケ原に陣を展開する前の三成の本陣でした。ゲームにもほぼ必ず登場する城で、結構重要な拠点です。ある意味なじみのあるお城ですね。

旅行の計画時点では大垣城も行こうかなーと思っていたのですが、関ケ原を堪能しているうちに、すっかり大垣城のことを忘れていました(-_-;)


そんなに遠くは無さそうだし、大垣城は平城(山の上にあるのは山城。平地にあると平城。)なのでそんなに疲れないはず。よし、行こうと歩き出します。しかし気になるのは時間。

時刻はすでに16時を少し過ぎたところ。だいたいお城系は17時には閉まる。そうすると16時半には着かないとまずい・・・!!!

猛然と早歩きで向かいます。え?走らないのかって?私はね、長距離の場合は走るより早歩きの方が早いんですよ!

高校の時にあったジョギング大会。体育の授業でその練習が何度かあったのですが、先生に「お前は走るより歩く方が早い」って言われて当日は早歩きでジョギング大会しました(笑)

一つの組がスタートして、戻って来たら次の組がスタート、という感じだったんですが。私が戻る頃にはもう次の組がスタートしていて、「まだおったんか」的な空気に。

注目を集めながら最後のグラウンド一周だけ走ってちょっとヒーローっぽかったですね。違うか。


まあそんな思い出話はさておき。

一生懸命歩いてようやく大垣城へ到着。予想通り入館は16時半までとのこと。着いたのは16時27分。ふーっ、間に合った。。。(*_*)

ゼーハーしながら大垣城を登るものの、残念ながらすっごく小さい城。天守も鳥が来るらしく満足に外を眺められないようになっている。えぇ・・・

展示を見ていると、元々の大垣城はもっと大きく、水堀に囲まれた平地の要塞だったらしい。しかし元の城は焼失し、現在の大垣城は元のものよりかなり規模を縮小して再建したものということ。

あぁ、元々の大垣城、見たかったなぁ・・・

まあでも滑り込みで城に入れて、心残りが無くなったので良しとしましょう。


「急いだせいか、城を出たら、なんだかすごく腹が・・・減った。」ポン、ポン、ポン♪

「よし、店を探そう」(TVドラマ「孤独のグルメ」でお馴染みの流れ)


というわけで五郎さんになりきって飯を探します。続きは次回。

将棋じゃないほう。~吉森弘太郎の新宿囲碁教室~

2018年7月からスタートする囲碁教室の紹介や連絡をするページです。 後は好きなことを思いつくままに書いていければと思います。

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