AIバー。

最近囲碁のNHK杯で、AIの形勢判断がグラフで表示されるようになりましたね。

バーが左に行ったかと思えばぴょーんと一手で右に行ったり、お客さんの話を聞くと、アマチュアも面白くそれを見ているようで、良い試みなのかなと思います。

解説の人は60~70%ぐらいでもまだ人間には分からないくらいの差だと言っていますが・・・

やっぱりちょっと差ついてるよ?と思うんですよね。AI抜きにしても。私がそう感じるくらいですから、分からないくらいの差って言うより、どのくらいの差なのかズバっと言ってほしいですね。間違っててもいいから。


どうも最近の傾向として、なるべく間違えない解説をしようとしている人が多い気がします。世の中的にも失言を恐れて当たり障りのないことを言う傾向が強いですが、それってつまらないです。

思いっきり間違えてる方がかえって面白いじゃないですか。政治の話ならともかく、たかが囲碁の話なんだから。プロでも間違えるんだなってアマチュアも親近感がわくんじゃないですかね?


だから仮にちょっとAIのバーが動いたら、

「まあAIの誤差ですかね」

で片付けるより、

「何かもっといい手があるのかも!」

って探すような解説をしてほしい。

その方がAIを役立てるような気がするんですけどねぇ。

将棋じゃないほう。~吉森弘太郎の新宿囲碁教室~

2018年7月からスタートする囲碁教室の紹介や連絡をするページです。 後は好きなことを思いつくままに書いていければと思います。

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