古き良き謎の技術。
「叩けば直る」
今は亡きと言っていいブラウン管のテレビを叩いて直すアレだ。
もはやロストテクノロジーと言っていい。
しかしこの令和の時代、時代についていけない、いきたくない私の中ではその技術がまだ息づいている。
最近ある勤務先の年季もののレジの電源の接触が悪くなった。しかしバンと叩けばあら不思議、電源がつく。ふふふ。
しかしそのようなロストテクノロジーに頼る人間は少なく、翌週には電源を入れずに手動で開閉するボタンを使うということになった。まあ合理的だが残念な気もするな。
そう思っていたら、最近は家のプレイステーション2の調子が悪い。私は今でも愛用している(現在プレイステーションは5まで発売されているのでかなりレトロ)。
初代はディスクを押さえるスポンジのような部分がダメになってしまい、残念ながら廃棄。現在は二代目だ。
しばらく他のゲーム機を使っていて、久しぶりに電源を点けると電源がうまく点かなくなっていた。一度はもう動かないかと思われたが水洗いして丸一週間放置して乾かして、という作業をしたところ復活。
しかしほっとしたのもつかの間、時々電源が入らない。どうやら電源コードを差す近くの所の接触が悪くなっているようで、差し込み口をいじれば何とか電源が入る。
しかしある日それもうまくいかなくなった。
いよいよか。そう思い最後の希望を託して昭和の技術、叩くを使う。
すると・・・
電源入ったーー!!!
あとどのくらい持つかは分からないが、昭和の技術様々だなと思った今日この頃。
しかしゲームが途中で電源落ちたりしないかなと冷や冷やするのが最近の悩みだったりもするのであった。
0コメント