函館旅行記その3~函館美食エリア~

護国神社とホテル函館山の寂れた様子に寂れた私。

坂を下って少し進むと髙田屋嘉兵衛の像を発見します。

・・誰?って思うかもしれません。しかしこの人物、私は聞き覚えがあります。そう・・

桃鉄で!

最新作では残念ながらクビになってしまいましたが、一つ前の桃鉄で歴史ヒーローとして登場します。淡路島を独占すると味方になるヒーローで、カードをカードバンクに行くことなく預けることができる、地味に便利なヒーローです。(桃鉄知らない方申し訳ありません)


いわゆる廻船問屋として活躍した人物、というのが桃鉄での紹介でした。

余談ですが、子どもの頃、時代劇でこの廻船問屋や縮緬問屋という単語が出てくるたび、海鮮問屋?ちりめん(じゃこ)問屋?と思っていたのは内緒です。まあ海鮮丼屋って変換しないだけマシかな(笑)

それはさておきこの髙田屋嘉兵衛、生まれこそ淡路島ですが、活躍したのは主に北海道周辺だったようで、海外とのトラブルをうまく収めたりしたようです。

しかしやっぱり地味なのか、銅像の周りは野原化していました(*_*)

函館市は色々整備するお金は無いのかなぁ・・・


坂を下って十字街の電停に戻る道まで来ると、道沿いに飲食店が並んでいる。

ジンギスカンの店ととんかつ屋。少し離れてカレー屋。三軒とも私のうまいものレーダーにビンビン反応があります!!!

来た!ここが函館の美食エリアに違いない!絶妙に観光地感も無く、地元感がある。とんかつ屋は定休日だったが、ジンギスカン屋とカレー屋は営業中。

ジンギスカン屋はちらりと中の様子が見えたが煙もうもうでビール片手に食べている客がいた。うーん、美味しいところだとは思うけど、ちょっと呑兵衛寄りの店の可能性も・・・

カレー屋は綺麗なたたずまいで一番入りやすそうな感じ。


ただ、私、函館に来たらとりあえず行きたい店があったんですよ。

それは・・「ラッキーピエロ」です。

いわゆるご当地ハンバーガーチェーン。桃鉄ではラッキーバーガーという物件名で、非常に高い収益率を誇ります。

とりあえず初日の晩飯はこのラッキーピエロにしようかなって思っていたんです。

なので、とりあえずこの美食エリアをキープできた(^◇^)

という気持ちで十分にテンションが上がり、また明日来ようと思いました。

この判断が後々まさかのドラマを呼ぶことになるとは、この時の私はつゆほどにも思っていなかったのですが・・・


ともあれ美食エリアを後にして、十字街の電停に戻ってきました。さて、どうするか・・・

とりあえず、端っこまで行ってみよう!ということで終点、函館どっく前に向かうことに。

いよいよ路電に初乗車です。

乗ってみると・・・なんかすごい、ガタガタする(*_*)

え、こんなにガタガタしたかな路電って・・・

正直かなり乗り心地は悪いです。やっぱり、函館市は整備の予算が無いのかなぁ・・・?


ともあれ函館どっく前に辿り着きました。とりあえず見た感じ何も無さそうな感じでしたが、とりあえず端っこなので海を見ようと海を目指します。

なかなかうまくたどり着けず、グーグルマップを頼りになんとか埠頭への道を見つけます。

関係者と居住者以外の車両立ち入り禁止の看板がありましたが、まあ車両じゃないから大丈夫だよね・・・?と思いつつ進んでいると、

「カーン、カーン」というでっかい音が鳴り響いてきました。

そう、函館どっく前ですからね。ドックの修理音です。そこそこ離れているはずですが、音の迫力がすごい!全く観光地ではないですが、一聴の価値ありですね。


埠頭は波も穏やかで、かなり海が近い感じ。刑事ドラマに出てきそうなロケーションで、ここで何かあっても誰も気づいてくれなさそう。だいぶ暗くなってきたし、あまり長居せずに戻ることに。

再び路電に乗って函館駅前へ戻ります。いやー、ガタガタするなあ(笑)

実は函館駅前からまわりを見渡した時、見つけていたんですよ。ラッキーピエロの看板。

そんなわけでラッキーピエロに突撃しに行きます。

なんだか外装はわちゃわちゃしている。正直あまり私の好きな外装じゃないけど、なんというかアメリカナイズな感じと言えばいいのだろうか。色遣いが原色系というかね。

まあまあ、些細な事よ。突撃じゃ~!!


何やらメニューにはハンバーガー系だけでなく、焼きそばやらオムライスやらカツ丼やら書いてある。なんか思ってたんと違う・・・

とりあえず一番人気っぽいNO.1セットを頼む(チャイニーズチキンバーガー、ポテト、ウーロン茶のセット。890円くらいだった気がする)。

それだけで済ませば良かったのだが、晩飯だしもうちょっと食べたいな・・・とうっかりカツ丼を頼んでしまう。


注文を済ませて座席を探す。基本的に4人用のテーブルしかない。うろうろしていると一個だけ赤い座席がある。

見ると、「この赤い席に座ると財運と健康にめぐまれます。」という紹介が。

いや~、いかにもな感じだね(^^;)

まあもう吹っ切って突撃してるからね、こういう時はこういうとこ座るもんよ!ってことでそこに座る。ちょっと恥ずかしいけどまあ誰も気にしてはいない。案外他者は自分に興味が無いものなのだ。


さて、しばらくすると注文の品が運ばれてきた。

まずはチャイニーズチキンバーガーから。ふむ、唐揚げバーガーという感じだね。

もぐもぐ・・・

うん、うまい!唐揚げがすごく唐揚げしている。にんにくも入っていない感じがしたので唐揚げ自体は結構好みだ。パンが少し柔らかすぎる感じなのでそこは少し残念。もう少し唐揚げのパンチに負けないパンなら理想なのだが。


続いてはポテト。

こちらはデミグラスソースにチーズが混ざったいわゆるミートソース的な感じのがポテトにかかっている。

まあこれはこれでうまい。何にでも合うのがポテトの偉大なところ。

・・・だけど私はやっぱり塩派。まあこれに関しては事前に知っていたので別にショックとかはない。仕方ないな。


ウーロン茶に特にコメントは無いかと思いきや、良く分からないけどなぜか普通のウーロン茶よりうまい。なぜだろう・・・?


そして問題は、なぜか頼んでしまったカツ丼だ。カツ丼という言葉のパワーに負けて頼んでしまった感じがある。

割としっかりボリュームがある。まあ悪くはないのだが、カツの肉感があまりない。まあ490円だったしな・・・

まあ、わざわざ頼む必要は無かったな(´・ω・`)


帰りに入口にあった自販機で目立っていたラッキーガラナ?を買う。ガラナってどんな飲み物だったっけな・・・?とか思いながらホテルに持ち帰る一日目でしたとさ。

次回へ続く。

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