函館旅行記その2~寂しさ~

新函館北斗駅に到着した私。

かなり田舎に新幹線の駅を作った感じ。佐賀にある新鳥栖より田舎なんじゃないかな・・

結構新幹線の駅って田舎が多い。新神戸とかもめっちゃ山の中にあったりする。

しかしそれより何より・・・

涼しい~~~~~~(>_<)

この函館旅行ではだいたい最高気温でも20度ちょい。東京は35度とかでしたからね

。いやもう快適ですわ。これだけで来て良かったと思える(^◇^)


ま、それはともかく、函館駅への接続はバッチリ。乗り換え時間が10分あるのでトイレとか済ませたい人にも割と優しい。

函館までは5駅くらいかな?最初の2、3駅は全然田舎だけど、その後は函館に近づくと街になってくる感じだった。

函館に着いた。ホームに降りてやることと言えば・・・あの曲ですよね!

「は~るばる~来たぜはっこだって~~~」

心の中で歌いました。実際に歌うのはちときついです。はい。


今回は駅からすぐのホテルを取っていたので、まずはホテルへ一直線。

カードキーをエレベーターにかざさないと自分の泊まっている階に止まれないようになっていてびっくりした。よくできてるなぁ・・・

一回誰かがかざせばOKなのかと思ってかざさずにボタンを押したら、その階には止まりませんってアナウンスが流れて、慌ててエレベーターを一回降りてしまったのは恥ずかしかったなあ(*_*)


そんな困難もありましたが無事部屋に荷物を置けました。ではでは、出動しますか。

時刻は17時すぎ。この日のプランは、とりあえず函館山からの夜景を見ること!珍しく普通の観光客のような振る舞いだ。

とりあえず観光案内所が駅にあったので、地図だけゲットして歩き出す。

まずは地図を読み込む・・・ふむふむ・・・

あ、路面電車があるじゃないの!


好きです、路面電車。あの独特の感じ。東京で言えば世田谷線がかなり路面電車に近いかな。

じゃあとりあえず路電で函館山の最寄りまで行くか!と思ったんだけれども・・・

函館駅前からは3駅。路電の3駅って大したことない距離。地図で見てもそれほど距離があるようにも思えない。

しかも信号待ちの間にちょうど電車が出てしまった。

・・・うん、とりあえず、歩くか。

霧雨のような天気だが、まあびしょ濡れになることもなかろう。折り畳み傘も持ってきている。


ということでとりあえず路電の走る大通りを歩いて進む。進行方向には函館山が見えるのだが・・・かなり濃い霧がかかっている。これは・・・

夜景、見えないんじゃない・・・??

どうするか・・・まあとりあえず向かっている間に晴れるかもしれないし、という淡い期待を持って歩いていく。


大通りにも関わらず、かなり飲食店は少ない。というか店自体が少ない。脇道を眺めてみても、なんだか商業地なのか住宅地なのか境が良く分からない町並みだ。あまり出会ったことの無いタイプの町並みかもしれない。

1キロくらい歩くと、早くも函館山への最寄り、十字街駅へたどり着く。なぜか坂本龍馬の資料館や銅像がある。函館とそんなにつながりがあったのか・・?亀山社中での海運事業くらいしかつながりが思いつかないけれども。

なんだかこじつけタイプの観光地な気がするのでスルー。まあ時間的にちょうど資料館も閉まるとこだったのでいいだろう。


この十字街駅、ちょうど路電の分岐になっていて、交差点に操車塔が残っていた。操車塔というのは昔線路の切り替えを手動で行っていた管制塔的場所・・だったはず。ブラタモリで見た気がする。きっとタモさんなら興奮するだろうなと思われる。

とりあえず函館山に登るロープウェイの方へ向かう。道中パンケーキのあるカフェを見つけたが、コロナでなかなか店を開けられない的な張り紙が。

こういう地方都市で観光メインのようなところはやはりコロナでの打撃は大きいのかもしれない。もしかしてそれで店が少ないのか・・・??


ロープウェイへ向かう道は途中からすごい急な坂。多分自転車とかだと私は登れないレベル。なかなかハードだ。

さて、とりあえずロープウェイ乗り場に着いた。霧はまだ晴れる気配が無い。

さてさて、どうするか・・・ロープウェイは15分間隔で運行しているようだが、往復1500円する。結構するなおい。

どうせ霧に包まれて何も見えないであろうところに1500円かけて行くのか・・・??うーん。。。まだ夜景には時間も早い(暗くなるのは20時ごろだった。思っていたよりだいぶ遅い)し、どっかをうろつくか?

しかし一回降りたらこの急な坂をまた登りたくはないなぁ・・・

いやまだ明日もあるし、今日のところは諦めるか。明日は霧が晴れていると信じよう。


ひとまずロープウェイを諦め、脇道にそれてフラフラすると、護国神社なる神社を見つける。せっかくだしお参りしてみますか。岐阜でもこういう山すその神社にお参りしたしね!

と思って階段を登るが・・・

なんだかすごく、階段がガタガタしている。地震でもあったのか?というくらい。階段を登るとすぐ本堂が見えるが、参拝客は一人しかいない。しかも参道のすぐ脇は野原。

歩き進むと石畳もなんだかガタガタ。明らかに寂れた神社である。地図にもちゃんと載っていて、観光名所の一つっぽい表記になっているにも関わらず。

一応お参りするが、やはり信仰から離れてしまっているせいか、山すそだというのに神の気配も感じない。

なんだか寂しいな、と思いながら踵を返す。参道脇の野原はよく見るとポツポツと花が咲いていて逆に綺麗だったりする。皮肉なものだ。


神社を出るとホテル函館山という年季の入った建物があったが、明らかに営業していない。そこまで廃墟になってから年数が経っている感じでもない。

もしかしてコロナの影響で潰れてしまったのだろうか。現実は駅前周辺に大量にホテルがあったので、利便性や古さが時代に合わずに潰れてしまったのかもしれないが。

この辺りは函館の寂しいゾーンなのかもしれない。なんだかテンションが上がってこないので何とか上げたいな!ってところで次回に続く。

将棋じゃないほう。~吉森弘太郎の新宿囲碁教室~

2018年7月からスタートする囲碁教室の紹介や連絡をするページです。 後は好きなことを思いつくままに書いていければと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000