函館旅行記その4~五稜郭~

ラッキーガラナはなんかエナジードリンクっぽい味でした。

というわけで函館旅行2日目、はじまります。


まずはホテルで朝食を。

6時から食べられるということで、私のような加齢に伴って早起きになってきた人間にとってはありがたい。

ちなみにこの日も目覚ましなしで5時台に起きている。


ホテルを選ぶ時にここは食事が美味しいという口コミを見ていたので、結構期待していた。

いわゆるバイキング形式だったけれども、確かに美味しい。

飛びぬけて美味しいとまではいかないけれど、全体的にレベルの高いお食事。駅からのアクセスも含めて一番いいホテルを選んだのかもしれないね^^


朝食を済ませて小休憩の後出発です。さーて、二日目に行く場所は・・・

そう、「五稜郭」です!

今回の函館旅行の目玉と言っていいでしょう。歴史好きとしてやはり色んなお城には行きたくなるものです。この「五稜郭」は日本の城の中ではかなり異質なものではあるものの、それだけに押さえておきたい城といって良いでしょう。

名前からも分かるように、日本では唯一といっていい星形の城塞です。幕末に造られたものなので西洋の技術を参考にしている、というのは分かるのですが、あまり詳しいことは私も知りませんでした。

戦国時代は詳しいんですけどね・・・そんなわけで色々知りたいところです。


五稜郭へは路電で6駅。歩けなくもないですがさすがに少し遠い&今日も函館は雨模様。ということで、今回は観光案内所で路電の一日乗車券を買いました。600円。路電は最低210円かかるので、3回以上乗るなら一日乗車券がお得です。

五稜郭駅に来るとなんだか町並みが少し豪華になった感じ。もしかしたら函館の繁華街はこの辺なのかもしれません。

まあこの辺の探索は後回しにして、五稜郭方面への案内に従って歩きます。

しばらく歩くと五稜郭タワーが見えてきました。五稜郭のすぐ近くにこの五稜郭タワーが建っていて、五稜郭を上から一望できるんですね。

この辺の観光情報は昨日ゲットした地図をホテルでじっくり見たので予習済です^^とはいえ、良く見るとタワーにも結構な霧がかかっている。これ、景色見えるんかなぁ・・??とか思っていると・・・


緊急事態発生!!!


・・・おトイレ行きたいっ!!!


いや、朝はあるんですよ。ちゃんと済ませたつもりでも、歩いて運動することで腸の活動が活発化して急に来ることが。

やばいやばい。さっき見かけたコンビニまで戻るか・・?しかしもうタワーは程近いのでタワーまで行ってしまえばそこで行けるはず・・・

なんとかタワーまで到達。頼む、先にチケット買うとか無しでトイレに行けるようになっててくれぇぇぇ・・・!!!


・・・・・・セーフ(^◇^)

いやぁ、一階は上に登るエレベーター以外はフリーゾーンになっていて良かった(^◇^)

ありがとう五稜郭タワー。

さてさて、そのまま登っても良いのですが、霧もかかってるし、先に五稜郭に行ってしまおう!ということで一旦タワーを後にして五稜郭へ。

タワーと五稜郭は本当に目と鼻の先。正確には五稜郭公園という名前で公園化されています。


まずはいわゆる出城的な場所を発見。出城というと有名なのは、大河ドラマにも出てきた「真田丸」でしょうかね。

五稜郭にも出城があったんだなぁ。本来は星の形に合わせて各方向に造る予定だったが、予算や時間の都合で一つしか造らなかったらしい。

まあ急に使われた場所なのでそういうことも多々あったのだろう。


出城を後にして、いよいよ五稜郭内部へ。

進むと最初に大きな壁に激突するようになっている。ここはなるほど合理的で、城の防御の基本として、敵がまっすぐ進めないようにして敵の進軍速度を遅くするという理にかなった構造になっている。

特に日本のスタンダードな城では非常に曲がり角が多くなるように設計されている。この辺りは西洋式でも同じらしい。

しかしこの曲がり角をクリアすると、そこに広がるのはもう五稜郭中心部。再建された箱館奉行所(五稜郭の中心、行政府)まで何の障害も無い。

なんだかずいぶん淡白な構造だ。


日本の城だともっと幾重にも罠を張り巡らし、これでもかこれでもかと侵入者を追い詰める構造になっている、ある種ゲリラ的な要素が強いものが多い。

それと比べると五稜郭の構造はシンプルで、一度突破されてしまうと脆いのだが、そもそも突破されるようならもう負け戦、という合理性が感じられる。

また、西洋式の戦闘はもう銃火器が中心の時代なので、その影響も大きいのかもしれない。などと思索をはせる。


とはいえ・・・もう回るところ無いのでは?( ゚Д゚)

だって後は全部同じ形でしょ・・・?

ま、まあとりあえず再建された箱館奉行所の観覧でもしますか。

ここは別途入場料が必要。500円くらいだったかな?


入ると綺麗な和風のお屋敷で、住みやすそう。

榎本武揚(逃げてきた幕府軍の総帥的な人)の書の字が小さめで気が弱かったのかなーとか思ったり。

縁側が気持ち良さそうだなーとか思ったり。

実は五稜郭以外に近くに四稜郭という名前通り4つしか稜が無いいかにも急造っぽい似た城塞があって、すぐに陥落してしまったというのにウケたり。

箱館にはペリーが来航してるという展示があって(ペリーの開国要求に対し、最初に開港したのが下田と箱館なのでペリーはこちらにも来ている)、少し前に下田にも行った私ってなんだかペリーの追っかけみたいになってるな(笑)とか思ったり。

ペリーには正直何の興味もないんですけどね(^^;)

そんなこんなで割と楽しめました。


しかしこの箱館奉行所では私が気になっていたあることの解説を見つけることができませんでした。その気になっていたこととは・・・?

次回へ続く。

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