さて、いよいよ上級ということで、実戦に出てくる代表的な「二線のアタリ」に関わるパターンを見ていきます。
黒1から白8までは、代表的な定石の途中です。さて、ここで黒は・・・
黒1のオサエが良い手で、白がつながらないようにしています。ナナメに打っていて怖いかもしれませんが、この黒1は・・・
次に黒3と「二線のアタリ」で白を取る手を狙っています。そのため白2と切られる手は怖くありません。
そこで白は2とつなぐことになります。それから黒は切られないように黒3と守れば、危なげなく白を分断することができました。
これが「二線のアタリ」をしっかり理解している効果です。白4と打ってこの定石は一段落。定石を覚えるのは苦手、という方も、この「二線のアタリ」さえ覚えていれば、だいたい定石通りに打つことができるでしょう。
ということで気まぐれかんたん初心者講座は一段落。何かの役に立てば幸いです。
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