浜松旅行記その7~優雅に過ごす~

浜松駅まで戻ってきて時刻は16時すぎ。

ちょっと戻ってくるのが早すぎると思われるかもしれない。

確かにその気になれば浜名湖の遊覧船に乗ったりする手もあったのだが、ちょうどいい時間の船が無かったり、私が船酔いしやすかったり、カモメに餌をやるのはなんか集られてる感じがして虚しく感じたので乗らなかった。


そして何より、そんなことより行きたいところがあった。

そう、初日に出会った名店、トゥルネ・ラ・パージュだ。

せっかく出会った名店、行かない手はないというのが私の持論だ。

ちなみに旅先で同じ場所に訪れるのは宮島に行った時の「汐まち庵」以来のことである。

「汐まち庵」は業態がちょっと変わってしまったらしく、素敵なお姉さんはもういないかもしれない(広島旅行記を参照)。なのでやはり行ける時に気に入ったところに行くのは大事だと余計に感じるのだ。


そんなわけでトゥルネ・ラ・パージュを再訪。

昨日より少し混んでいる。一番前の席しか空いていなかったのでそこに座る。スピーカーに近いので少しうるさいかなと思ったが、昨日より音量が抑えめな気がする。

音的には問題ないが、無声映画を見るには前すぎて見づらい。むむ・・・

仕方ないので店に置いてある雑誌を手に取ってみつつ、ともあれ昨日と違う紅茶と、ガトーショコラを注文。

ガトーショコラは店によっては洋酒がきつかったりして食べにくいものも結構あるのだが、この店のガトーショコラは・・・

素晴らしい。

マジで全部旨い。絶妙な洋酒の加減で、きつさは全然感じないが、ほのかに香りを感じてコンビニスイーツとかと比べると高級感もある。

いやぁ本当に良い店だ。しかし・・・今回はちょっと居心地が悪い。

照明がちょうど当たる席だったせいでちょっと暑くなってきたし、真後ろの席のじいさんが咳き込むのが気になる。注文の声とかもちょっと大きく、普通の店なら気にならないがこういう店では気になる。

そんな風に思っていると、少し席が空いてきたので店員さんに席を移っていいか聞いて後方の席に移ることに成功。こうなると、もう・・・・


天国。

無声映画も見やすくなって、すんばらしい時間が始まった。席を移る拍子にもう一つ紅茶を頼み、長期戦の構えである。それから1時間半くらいはのんびりしたであろうか。

19時閉店なのだが18時半くらいになったところで少し寒くなってきたので別れを惜しみつつ退店。


もう晩飯にちょうど良い時間。このまま晩飯にしよう。ということにする。

実は昨日プリン屋さんに薦められた店の一つがすぐ近くにあるのはリサーチ済。ということで流れるようにそちらへ。

パエリアとか置いてあるやや地中海寄りの居酒屋へ。

居酒屋なのでビールを解禁。浜松の夜としてはラストなので最後は優雅に一人酒としゃれこもう。


しかしこの居酒屋、雰囲気はいいのだが、お値段がなかなか優しくない笑

東京水準で考えても高い気がする。

店員は若い人中心で微妙に気取っているけど気取りすぎてはおらず、わりかし好きな雰囲気なのでそこは良い。

揚げピザとポテトサラダを酒のアテにしつつ、グラタンとかパスタとかレモンサワーとか頼んだ気がする。

酒が入っているので正直記憶が曖昧なので食レポは割愛させてもらうが、食べ物は総じてうまかった。まあこの値段で美味しくなかったらがっかり。というレベルなのでお値段相応というところではないだろうか。

結局7000円ほど飲み食いしてしまった。ずいぶん優雅にやってしまったが、まあ旅先のこと、これくらいは大目に見よう。


無事に?酔っぱらって2日目は終了。浜松で過ごすのも残りわずかというところで次回へ続く。

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