浜松旅行記その6~オルゴールミュージアム~

犀ヶ崖資料館という名の貴重なトイr(略)を後にして、浜名湖方面へ向かうバスに乗り込んだ私。

行先をチェックしていると「浜名湖パルパル」という文字が目に留まり、文明の利器、スマホで調べることに。どうやら子供向けの遊園地らしい。

そのすぐ脇にロープウェイがあるのを見つける。その先には「浜名湖オルゴールミュージアム」があるのを発見。

これだ!!!

イマイチ動物園やフラワーパーク(よく考えたらこの時期花はあまり咲いてないはず)に気乗りしていなかった私にピッタリのものを見つけた。浜松は音楽の街。ホテルのエレベーターやお風呂の壁に音符の絵が書いてあるほど。

しかもミュージアムの屋上は展望台になっているとのこと。これはオルゴールの一手だろう、ということで動物園の二つ先、ロープウェイ最寄りの浜名湖パルパルバス停で下車することに。


動物園を過ぎた辺りからいい感じに浜名湖が広がる通りに入る。バス停にも「浜名湖ベイストリート」となっていて良い散歩ロードになっている。

浜名湖パルパルの様子は小さな遊園地、という感じだが、消防車とかがたくさん止まっていて「何か事故か?」と気になった。が、どうやらテロ対策訓練らしい。杞憂だった。

休園日だったようで、営業していればゴーカートとか乗りたかったなぁ・・・

ロープウェイ乗り場に向かってみると、「今強風で止まっていて、でも一時よりは風が弱まったので営業できるかどうか試運転中です」とのこと。またオルゴールミュージアムへ行く方には代わりに車で送迎していると言われた。


一旦昼飯でも食って様子を見るか、ということで後で来ますと言って飯屋を探すことに。

この付近のお散歩マップなるものが偶然近くにあったのでそれを見ると、多くはないものの飲食店も無事ある模様。

なんとなく気になった店に向かう。正直とてもこの先に飲食店があるような雰囲気ではなく、マップが無ければまずこっちには来なかっただろう。

しばらく歩くと無事店を発見。と思いきや・・・

「本日配達のためランチ休みます」の貼り紙。


( ;∀;)


詰んだか、と思いきや幸いすぐそばに歴史のありそうな食事処が。暖簾が綺麗なので悪くない気がする。うなぎって書いてるけどそれ以外もありそうな幟が立っていたので入店。

客は私だけ、と思ったが、実は奥の座敷に先客がいたようである。入ってすぐは分からなかった。後から他の客も来たので地元のお店として浸透してそうだ。


ランチメニューで刺身定食に揚げ物2種をつけて1300円というのがあったのでそれを注文。揚げ物はとんかつと唐揚げにした。王道。(他はイカフライとかエビフライとかだった気がする)

並べられるとなかなかのボリューム感があって良い。

刺身は普通。刺身に良し悪しなどあるのかと思われる方もいるかもしれないが、意外とある。旅行の少し前に銀座で旨い刺身ランチに当たったこともあって査定がやや厳しいかもしれない。

唐揚げはにんにく不使用で味付けはとても良かったが、衣がやわく揚げ方としてはちょっと残念。

とんかつは誰が作っても美味しいのかもしれない。残念ながら衣は少しはげやすかったが、ひどいレベルではない。十分うまかった。

ご飯と味噌汁はあまり印象に残っていないが、ということは不満はさほど無かったということ。

この周辺のご飯屋さんの少なさを考えれば、十分当たりであったろう。


昼飯を済ませロープウェイ乗り場に戻るも、まだ運休中。車で送ってもらうことに。まあロープウェイ代が浮いたので良しとしよう。

オルゴールミュージアムは平日なのもあって人はほとんどおらず、いい感じ。

30分に1回オルガンやオルゴールのコンサートがあり、それを聴くことに。前半はオルガン。でっかいオルガンが自動演奏で音を奏でる。なかなか壮観で、このホールだけですごく絵になる。

この時はお客は家族連れ一組と私だけ。

後半までちょっとしたオルゴールや蓄音機の展示スペースを見て過ごし、戻ってくるとちょうど後半のコンサートの時間。すごくいい規模感である。


後半のお客は何と私一人。係のお姉さんとタイマンになる。お姉さんとちょいちょい目を合わせざるを得ず、ちょっと気恥ずかしい。

後半は主にオルゴールの演奏で、「どうぞ前で」と言われて至近距離で聴くことに。音はとても良いのだが、毎回立ってオルゴールの前に行くことになるのでちょっとは座って聴く時間も欲しかった(^-^;

新しめのオルゴールよりは、年代物のオルゴールや蓄音機の方が好みだった。古いので音がくぐもって聞こえるのだが、それが何とも味がある。

新しいものは音がクリアなのだが、正直クリアな音には逆に飽きているというか。現代人の贅沢病みたいなものかもしれない。


コンサートを聴き終えた後、展望台に登る。展望台でもでっかいベルの演奏が決まった時間にあって、ちょうど聴くことができた。近くで聴くと正直ちょっとうるさかった(笑)

景色はすごく良い。浜名湖は良く見るとなんだか複雑な地形であることがよく分かる。海側は砂州ができている特徴的な地形なのだが、内陸側はいくつも湾のようになっていて、だいだらぼっちの手形とも伝承されている。

実際の成り立ちを考えると、上から見た限りでは断層が無数に走っているような感じがあって、その断層に合わせて水が侵食することでこのような複雑な地形ができたのかなぁとブラタモリ的考察をしてみたりした。(実際どうなのかは不明)


ミュージアムを堪能し、帰路はバスで通った浜名湖ベイストリートを散歩。まだ時間は14時くらいだったので、ついでに動物園にも寄ることにする。

動物園は思ったより大きく、かなりの種類の動物を見ることができる。が・・・

やっぱりそれほど興味をそそられない

考察できないのがダメなのかな。動物って行動の予想がつかないし、よく分からないのよね。

あとだいぶ歩き疲れた。でっかい公園をグルグルしてる感じで、もう早く帰ろ。という感じになって帰りのバスへ。ちょうどいいタイミングでバスに間に合った。

バスの途中で碁会所の看板を発見。浜松にもまだあったね、碁会所。まあもちろん寄らないが。


そんなこんなで浜松駅まで戻ってきて、今日行きたいところは行った。となると次は・・・?

次回へ続く。

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