慣れたものに戻ってしまう。

定石の順番を間違えているのに、気が付いたら定石と同じ形に戻っている。

アマチュアの碁ではこうしたことは度々あります。あれ?と思ってもどうしていいかわからないので、何となく見たことのある形に戻そうとする傾向があるようです。


基本的な対処としては、「相手が打たなかった場所(またはその近く)に打つ」というのが良く、相手の間違いを咎めて優位に立ちやすくなります。

ま、理屈は分かっても、ね。実際使うのは難しいんですよね。きちんと咎められる力があれば楽に五、六段あるでしょう。


テレビゲームが好きな私ですが、「プレイステーション」というゲーム機で遊ぶことが多いです。あまり興味の無い方も一度くらいは聞いたことがあるでしょう。

現在、最新のものが「プレイステーション4」です。持ってます。黎明期から比べると、本当に色んなことができるようになって進化したと思います。進化したのは良く分かっているんです。でも・・


私が今遊んでいるのは「プレイステーション2」です(;一_一)


学生時代に一番たくさん遊んだのがこれ。いやー、昔ながらのシンプルさとか、こうなったらいいのになーというイマイチな部分もあるもどかしさ。これがいいんですよねぇ・・・結局は慣れ親しんだものがいいんですよ。はい。


そんなわけで、まあ皆さんの定石戻ってしまう現象もあまり責められません。

私自身の囲碁の打ち方に関しても、AIの真似をして早めの三々とか使ってみたのですが・・どうもうまく使いこなせない。まあろくに勉強もしないで見様見真似で使っているのが悪いのかもしれませんが(^^;)

今では普通のカカリに戻しています。


AIの打ち方でうまく使えるものもあると思っているのですが、それは自分がとても共感したものと、昔好きだった打ち方をたまたまAIが使っている、というものだけ。

やっぱり慣れって良いことも悪いこともあるんだな。というお話でした。

将棋じゃないほう。~吉森弘太郎の新宿囲碁教室~

2018年7月からスタートする囲碁教室の紹介や連絡をするページです。 後は好きなことを思いつくままに書いていければと思います。

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