今日は224人でしたね。いやはやなんとも。
最近は色んな人の色んな考えが錯綜していて何が正しいのか良く分からなくなっている方も多いかと思います。
皆様の助けになるか分かりませんが、整理して私の考えをお伝えしておこうかと思います。
まず、現在の状況に関して、大きく二つの立場があります。
「感染者がどんどん増えてきたので危険な状況」
「検査数が緊急事態宣言が出された頃より増えていて、過剰に反応する必要は無い」
という二つの立場です。
最初にはっきりさせておくと、私は「感染者がどんどん増えてきたので危険な状況」の立場で考えています。
しかし検査数が増えて緊急事態宣言の頃より深刻ではない、というのは様々な数値的に恐らくその通りだとも考えています。
ではなぜ私が危険な状況だと考えているかというと。
そもそも、「緊急事態宣言時と比較する」ということがおかしいと考えるからです。
あの時あれほど騒いでいたじゃないですか、検査が少なすぎる、検査数を増やせって。あの時のデータはそもそも異常なんです。あの数より絶対多いってみんな感じてたでしょう?異常なデータとの比較なんて無意味です。
※ここから「」内は読み飛ばしても問題ない細かい話です。
「特に統計学的な話をすると、検査数がそもそも少ない=比率とかの信頼性も低いというのが常識です。10人中1人、というのと1000人中100人、とでは同じ比率でも確実性が違いますよね?
しかもそれは無作為に検査した場合の話。あれだけ検査対象を絞り、多分コロナ感染してるであろう人、に対する検査なのですから陽性率が高いのは当然なので、正確なデータとはとても認められません」
さて、異常に検査数が少なかったあの頃と比べ、現在の検査数は一日3000件程度。それでも海外諸国と比べれば決して多くはありません。しかしあの時と比べればマシになって、それなりにまともなデータが出てきた。というだけ。
ともあれ、そのまともなデータだけをきちんと考える方が正確に現状を把握できると私は思います。そしてそのデータだけを注視すれば、緊急事態宣言の解除から1か月と少し、感染者数は確実に増えてきています。
そもそも何のために検査結果を注視するかと言えば、状況をなるべく正確に把握して、素早く対策するためです。検査しても「まだこのくらいだから大丈夫」というのでは検査の意味がありません。
感染対策に比較的成功したと見られている台湾やニュージーランドにおいてはいずれも素早い対策がありました。もちろん経済的な問題はありますが、どうせ都市封鎖するならさっさとやった方がマシだと私は考えます。
国や都には残念ながら素早い対策は期待はしない方がいいでしょう。我々にできることはまだあの時ほどヤバくないとは考えず、このまま行くとあのヤバい時に戻ってしまう、と考えてなるべく人混みを避けてひっそりしておくことだけです。
ああ、最近マジメな話ばかり。。次回はまた武将のお話とかどうでもいいことを書きたいです。
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